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リーダーシップ研修

“Connecting the dots.” アップルを創業したスティーブ・ジョッブスが、スタンフォードで語った有名な言葉です。「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできない。できるのは、後からつなぎ合わせることだけだ。… 我々はいまやっていることがいずれどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ… 何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのだ。」

“信じないとやっていけない”。ジョブスは人生のどこかでこの“真実”を発見し、何度も何度も自らに言い聞かせながらやってきたのでしょう。その発見は、自身の経験から導かれた、深い確信だったに相違ありません。彼は自らの経験から得た教訓を磨き上げ、それを道しるべとして偉大な仕事を成していったと、捉えることが出来ます。

ジョッブスに限らず偉大な仕事を遂げてきた人達は、多くの格言や教訓を語っています。こうした人たちの歩みを見ていくと、名言・格言の殆どが、有名になって語られたものではなく、日々の実践をこなす中で語っていたことが分かります。自らの経験を言語化し、教訓化して発信しながら人生を歩んでいた姿が、見えてくるのです。

試練や壁と対峙した自身の経験を吟味し、そこから学習を引き出し、普遍的な教訓に“磨き上げる”。この作業が成長や仕事力の強化を引き出します。発信力が強まれば、周囲に理解者も増え、いざという時の底力がついてきます。自分に向けた周囲の理解が進むことで、自分が得ている信頼の厚みも増していきます。 言葉が重みを持ち始めれば、周囲への影響力は自ずと強まっていくでしょう。この点に私たちは、もっと注意を向けるべきです。

「物語思考リーダーシップ」で取っているアプローチは、大きな仕事を成し遂げてきた人々の習慣から学んだものです。 経験を深く省察し、そこから自身の核となるものを引き出し、先人の知恵と合わせて学習経験を結晶化させていく方法です。

「物語思考リーダーシップ」はVUCA(変わりやすく、不確実で、複雑で、先が見えにくい)の時代のリーダーに、求められてきている能力です。 組織や世間という縛りの中で、いくつもの“立場”を使い分ける現代人は、様々なしがらみに流されやすくなっています。一貫性が常に問われるリーダーにとっては、実に厄介な時代なのです。だからこそ、“自分らしく統合された職業人像”の構築が不可欠になってきています。

それは自身の経験としっかり向き合って、自らの手で作っていかなければいけないものです。自身の一貫性を説明し、自らの生きる姿勢を示せるリーダーが、今求められているのです。

スティーブ・ジョブズ

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできない。できるのは、後からつなぎ合わせることだけだ。(2005 スティーブ・ジョブズ)

I.「物語思考」で鍛えるリーダーシップ

1.研修仕様 ■Zoom対応 ■4Hr x 2日/基礎編 ■12名~24名
P/Cネット接続環境にての参加前提
■実施方式:Zoomによるオンライン型
(対面型:7.5Hr x 1日有り、応相談)
■講師1名、技術スタッフ1名
2.概 要 1)小グループ(2人~6人)を組み替えながら対話を繰り返すワークショップ方式です。

2)コンテンツ
  • 自分らしいリーダーシップ像の発見・抽出
  • ブレない軸を立てるための「カマエ」づくり
  • 自分に課されている「期待」を明確にする
  • 新しい「物語」を立ち上げる
3.対象者 職場の長(主任レベル~課長レベル)を想定
4.カリキュラム(Zoom版)

■1日目(4hrs)

  • オリエンテーション(ゴールとアジェンダ)
  • チェックイン
  • コミュニケーショントレーニング1
  • 小グループでのストーリーテリング
  • 自分らしいリーダー像の探求
  • ブレないための「カマエ」づくり
  • 「語り」から「物語」へ
  • 1日目の収穫

■2日目(4hrs)

  • 2日目オリエンテーション
  • 「物語」共有と相互フィードバック
  • コミュニケーショントレーニング2
  • 周囲を巻き込むナラティブリーダーシップ
  • 仮説思考(アブダクション)
  • 発信と受信
  • リーダーシップ宣言
  • 研修全体の収穫
  • チェックアウト
 *提示の内容は一実施例です。お客様の条件に応じ、最適化を行います。