クロージング力

営業パーソンに向けたプログラム。市場が飽和状態にある商品やサービス等、差別化が難しい状況下で混戦を抜け出る方法論とそれを実践するコミュニケーションの技術をお伝えします。技術力や実績でショートリストまでは残れるものの、最後の一社に残れない。何とか残れても、結局たたき合いに巻き込まれたり、厳しい条件を飲まされたりしてしまう。このパターンを何とか抜け出したい、というニーズに応える戦略的コミュニケーションの技法です。

このプログラムでは、ファーストコンタクトでやりとりを始めるところから、その後のコミュニケーションを通じて心理的な依存関係(頼ってもらえる関係、失いたくないと感じてもらう関係)を構築していくまでの、関係形成の方法をお伝えします。キーワードは共同の物語づくりであり、顧客という主人公に欠かせない存在として「あなた」の存在が刻まれる、その関係構築法をお持ち帰り頂く内容です。

本プログラムを受講した営業パーソンは、新たな道具を手に入れて、従来とは違った視点で行動を起こす様になります。キーマンとのファーストコンタクトから本格的なシナリオ作りが始まり、ビジネスのクロージングと最終局面での“決め台詞(またはそれに代わるやりとり)”づくりに向けた情報収集や顧客への働きかけを開始し始めます。技術力やサービスを強調する一般論とは次元の異なる、パワフルなアプローチが出来るようになります。

あと一歩だったのに最後の最後で落とされた。そんな悔しい思いを経験してきたやる気旺盛な営業パーソン達は、同アプローチを懐に持つことで、大きく可能性を広げていかれることが期待されます。

IV.クロージング力

1.研修仕様 ■オンライン(Zoom) 7Hr x 2日
■人数 4名~24名
■講義、個人ワーク、グループ対話などを取り混ぜて進行するワークショップ形式研修        
2.概 要 1)クロージング力の構造解説
2)アプローチを支える考え方
3)成功を導くアクション
4)演習1~演習4
5)焼き付ける語り
6)コミュニケーショントレーニング1,2
7)3人寄れば文殊の知恵
8)トライアル&フィードバック
3.対象者 新人、未経験者を除く営業担当者

4.カリキュラム

【1日目】

■AM

  • イントロダクション
  • “クロージング力”の構造解説
  • アプローチを支える考え方
  • 成功を導くアクション

■PM

  • 演習1~演習4
  • 焼き付ける語り
  • 学びと気づきの整理

【2日目】

■AM

  • イントロダクション
  • 焼き付ける語り-インパクトチェック
  • コミュニケーショントレーニング(探索傾聴)
  • コミュニケーショントレーニング(インパクトメッセージ)

■PM

  • メリットとリスク
  • 3人寄れば文殊の知恵
  • グループフィードバック
  • 収穫の整理
*提示の内容は一実施例です。お客様の条件に応じ、最適化を行います。